2007年 07月 18日
ガセネタに踊らされてマジ泣き |
無事に解決したから書けるんだけど、この2日間、食事も喉を通らない感じでした。それは突然のショッキングなニュースのせい。「ラムシュタインのボーカル、ティル・リンデマンが、次のアルバム発売後に脱退することが決まった」という。
このブログを読んでくださっている皆さまは「なーんだ、またラムシュタインの話か」って思われていることでしょう。でも実際は、私という「いちラムファン」がここのところ激しくプッシュしていただけで、彼らの現状ニュースって、本当に久しぶりだったんです。ライブのときにMCをはさまないクールなバンドゆえ、公式サイトにメンバーのブログがあるわけでもないし。最新CD「ROSENROT」発売が一昨年の11月。最新DVD「VOLKERBALL」発売が昨年の11月。今年はツアーをせず、レコーディングに専念するとのことだったので、ずっと新譜の完成を待ち続けていました。
そしたら17日早朝、海外のヘヴィロック系ニュースサイトに「バンド内の不和によりティル脱退」といきなり。このニュースが壮大なガセだったと世界中のファンが気付くのに、2日かかったわけです。有名なロック雑誌ものきなみ騙され、英国のKERRANG!公式サイトもトップニュースに載せたくらい。
どうしてファンは(メディアまでも)そんなに簡単に騙されてしまったのか。このニュースの巧妙なところは「マネージメントからの公式なプレスリリースという形式をとっていた」「リードギタリストのリヒャルトが、ラムシュタインの活動休止時期である現在、ソロプロジェクトを進めている(これは事実)」「後任ボーカルも決定していて、それは元KMFDM(ドイツのインダストリアルバンド)のエヌ・エッシュである」などなど。
特にKMFDMっていうのがある意味リアルで、もうまんまと騙されました。ラムは非情に特殊なバンドだけに、ティルの代わりは誰であろうと絶対に無理だけど、消去法ならありえるかもという人選。
全世界のファンサイトが大騒ぎで、私もネットサーフィンしまくりました。今や私と同じくらいラムにハマっているサンフランシスコの友子ちゃんに半泣きで電話したら(時差のせいで彼女はまだ知らなかった)、彼女があちこちの海外ニュースをマッハのスピードで翻訳してくれ、本当に助けられました。
いつも情報が早いオーストリアのファンサイト掲載記事を読むため、ドイツ語翻訳ソフトを通してみたら、とんだ怪訳に。ウムラウトが文字化けしてしまうからかっ。もー、今後のためにドイツ語の辞書、絶対買う!
とまあ色々あって、最終的にエヌ・エッシュが自サイトで「このニュースはガセだ」とコメントしてくれて、結局ガセであると判明したわけですが。
許せないのが、ガセを流した犯人はもちろんだけど、ラムシュタインのマネージメント!未だに公式サイトに「ガセだから心配しないで」といったコメントいっさい無し。たった一言公式発表してくれたら安心出来るのに、何故?ニュースがない時期だったから、いい宣伝効果になるとでも?ラムは大好きだけど、マネージメントの姿勢には激しく疑問。
しかし、ネットって怖いなと改めて思う出来事でした。つい調べものにウィキペディア使いがちだけど、今回の騒動中に英語版ウィキのラムの項目が「エヌ・エッシューリードボーカル」と書きかえられたんですよね(現在は訂正されている)。信憑性がはっきりしないまま、都市伝説のように広まっていく嘘。しかも一瞬で、全世界に。今後、どんなジャンルであろうと原典の確認だけはちゃんとしようと、しみじみ思いました。はー、長々と語ってスミマセン!仕事しよ。
このブログを読んでくださっている皆さまは「なーんだ、またラムシュタインの話か」って思われていることでしょう。でも実際は、私という「いちラムファン」がここのところ激しくプッシュしていただけで、彼らの現状ニュースって、本当に久しぶりだったんです。ライブのときにMCをはさまないクールなバンドゆえ、公式サイトにメンバーのブログがあるわけでもないし。最新CD「ROSENROT」発売が一昨年の11月。最新DVD「VOLKERBALL」発売が昨年の11月。今年はツアーをせず、レコーディングに専念するとのことだったので、ずっと新譜の完成を待ち続けていました。
そしたら17日早朝、海外のヘヴィロック系ニュースサイトに「バンド内の不和によりティル脱退」といきなり。このニュースが壮大なガセだったと世界中のファンが気付くのに、2日かかったわけです。有名なロック雑誌ものきなみ騙され、英国のKERRANG!公式サイトもトップニュースに載せたくらい。
どうしてファンは(メディアまでも)そんなに簡単に騙されてしまったのか。このニュースの巧妙なところは「マネージメントからの公式なプレスリリースという形式をとっていた」「リードギタリストのリヒャルトが、ラムシュタインの活動休止時期である現在、ソロプロジェクトを進めている(これは事実)」「後任ボーカルも決定していて、それは元KMFDM(ドイツのインダストリアルバンド)のエヌ・エッシュである」などなど。
特にKMFDMっていうのがある意味リアルで、もうまんまと騙されました。ラムは非情に特殊なバンドだけに、ティルの代わりは誰であろうと絶対に無理だけど、消去法ならありえるかもという人選。
全世界のファンサイトが大騒ぎで、私もネットサーフィンしまくりました。今や私と同じくらいラムにハマっているサンフランシスコの友子ちゃんに半泣きで電話したら(時差のせいで彼女はまだ知らなかった)、彼女があちこちの海外ニュースをマッハのスピードで翻訳してくれ、本当に助けられました。
いつも情報が早いオーストリアのファンサイト掲載記事を読むため、ドイツ語翻訳ソフトを通してみたら、とんだ怪訳に。ウムラウトが文字化けしてしまうからかっ。もー、今後のためにドイツ語の辞書、絶対買う!
とまあ色々あって、最終的にエヌ・エッシュが自サイトで「このニュースはガセだ」とコメントしてくれて、結局ガセであると判明したわけですが。
許せないのが、ガセを流した犯人はもちろんだけど、ラムシュタインのマネージメント!未だに公式サイトに「ガセだから心配しないで」といったコメントいっさい無し。たった一言公式発表してくれたら安心出来るのに、何故?ニュースがない時期だったから、いい宣伝効果になるとでも?ラムは大好きだけど、マネージメントの姿勢には激しく疑問。
しかし、ネットって怖いなと改めて思う出来事でした。つい調べものにウィキペディア使いがちだけど、今回の騒動中に英語版ウィキのラムの項目が「エヌ・エッシューリードボーカル」と書きかえられたんですよね(現在は訂正されている)。信憑性がはっきりしないまま、都市伝説のように広まっていく嘘。しかも一瞬で、全世界に。今後、どんなジャンルであろうと原典の確認だけはちゃんとしようと、しみじみ思いました。はー、長々と語ってスミマセン!仕事しよ。
by yuka_kuniki
| 2007-07-18 15:09
| 音楽